キャンピングカー への リチウム取付 ご案内ページです
2024年10月まで、取付のご案内は BSCP店主のブログ「蒼天航路」内のページにて表示しておりましたが、弊社HP開設に伴い、ブログからこのページへ転送しております。リチウム 取付をご希望の方は以下をご確認ください。
参考まで、これまでのブログ「蒼天航路」はこちらです。
取付案内のページは見られませんが、他のブログ記事などはご覧いただけます。お楽しみ頂ければ幸いです。
ご依頼・お支払いの流れ
STEP 1 ご連絡
メール blueskycamperproject@gmail.com
FBメッセンジャー または LINE などでお気軽にご連絡ください。
STEP 2 ヒアリング&お見積り
当方よりメールでヒアリングの上、お引き受けできるか?の所から検討させていただくとともに、必要機材を含めたお見積りをお送りします。システムの仕様についても詳しくご確認頂きます。
STEP 3 機材費 お支払い = 正式受注
お見積り確認後、機材費のみ前払いでお願いしております。機材費をご入金頂いた時点で見積もり内容に同意のうえで正式にご依頼頂いたものとし、順番待ちのリスト入り、在庫機材のキープ、不足機材の手配を行います。
STEP4 施工
全国出張またはお持ち込みにて施工します。お持ち込みは国産キャブコンサイズまで。武蔵野市または千葉県東金市にお持ち込み頂きます。
所要日数はバッテリーのみの場合、通常2日・最大3日 / ソーラーも同時施工の場合は通常3日・最大5日 です。
STEP 5 施工後 作業完了確認書と共に請求書発行
作業料や交通費などの残金は作業後に頂戴します。
作業後、作業内容を写真入りで記録した「作業完了確認書」と共に「請求書」をお送りします。期日までのお支払いをお願いいたします。
なお・お支払いは現金・銀行振込・弊社ネットショップ経由でのクレジットカードを使用可です。
ベースとなる機材と仕様
リン酸鉄リチウム セル
安全性のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー (lifepo4) 生セル アルミシェル 200Ahまたは300Ah のセルを使用し1台ずつお車に合わせて組み上げていきます。
GB、CE、UN38.3、IEC、UL 認証取得済み。
リチウムイオンバッテリーのメリットについてはこちら
最大容量 12V系(定格12.8V)で 300Ah×4並列=1200Ah(15360Wh)まで。
2024年現在、当方で取付け実績が最も多いのは600Ah(7.68kWh) です。取付実績はこちら
スマートBMS
BMSはリチウムセルの電圧・電流・温度などを常時監視し、保護すべき値になった時はリチウムを遮断する事で外部から隔離しリチウムを保護する重要なパーツです。
それらの情報をスマートフォンでモニタリング・設定が出来る機能を持ったBMSが「スマートBMS」です。
弊社で施工後のサポートの観点から「万が一、何か起きた時に何が起きたかをきちんと把握できる」スマートBMSを使用します。
最大放電電流 は200A (定格12.8V×200A=2560Wまで)~ご使用のインバーターにより250A(3000Wまで)またはそれ以上の物をお車に合わせてご提案します。
充電方法1 走行充電
標準でRENOGY製50A走行充電器を使用します。 ※オプションで60A~90Aまで可能。オルタネーターの容量にもよります。
充電方法2 ソーラー充電
搭載量によりますが、RENOGY MPPT ソーラーチャージャー 20A、40A、60A のいずれかを使用。
ソーラー最大搭載量:12Vシステム800Wまで/24Vシステム1600Wまで ※RENOGYソーラーチャージャーの入力上限です。それ以上をご希望の場合は応相談。
充電方法3 外部充電。
既設の外部充電器が使用可能な場合が多いため、基本的には既設のものをそのまま使用します。
電圧が合わない等の理由で使用不可の場合はご希望により20Aまたは40A外部充電器をお付けします。
最大充電電流
走行充電最大50A(オプションで最大90A)+ソーラー充電を同時入力。
また、生セルだけでなく、RENOGY、他各社の組み立て済みバッテリーの取付も承ります。取付の作業料は生セルと同じです。組みバッテリーの方が簡単な印象があるかもしれませんが、並列する場合、作業的にはどちらも同じ作業量です。
RENOGY搭載の際の、生セルとの違いや詳細は こちらの記事 を参照ください。
現在搭載している鉛サブバッテリーは基本的には取り外します。鉛と交換という形になります。併用希望の場合は充電経路が並列になり、作業量が増すうえ、非効率なのでお勧めしません。
上記は全て12V車を対象に記載していますが、ベース車24V、サブ24Vの車両でも取付は可能です。
取付け費用 目安
お取り付けには下記の費用が発生します
- A:機材費(リチウム・ソーラー・その他機材・部材)
- B:作業料
- C:交通費・出張料
A: リチウム機材費
バッテリー関連最低限の機材費(税込)
- バッテリー機材一式 (リチウムセル・BMS・バランサー)
GB、CE、UN38.3、IEC、UL 認証取得済み。 - 走行充電器RENOGY50A 1台 with BT2 (Bluetoothモジュール)
- 配線部材費 (端子台・ケーブル等)
※含まれない物:インバーター・外部充電器など上記以外一切。
- 400Ah(5,120Wh) 約31万円
- 600Ah(7,680Wh) 約44万円
- 900Ah(11,520Wh) 約62万円
- 1200Ah(15,360Wh) 約76万円
機材はメールで相談の上、依頼者様の方で揃えて頂くのでも結構ですが、お持ち込み機材を取り付ける場合は様々なリスク考慮のうえ作業料を割り増しとさせていただきます。
A: ソーラー機材費
ソーラー機材費は搭載量によりかなり変動します。目安として、600W程度で約30万円です。
内訳
- パネル3~4枚
- ソーラーチャージャー
- 取付部材費
B: 取付作業料金 目安 (機材費別)
2023年10月20日改訂
作業料は全て税別です。全国出張可能です。
リチウムイオンバッテリー取付作業料
- 既設の鉛と同じ場所に設置する場合 12万円
- スペースの関係などで既設の鉛とは別の場所に設置する場合 +5万円
- 外車ベース +5万円
- 600Ah以上(セル9個以上)+5万円
ソーラーパネル設置作業料 (2023年10月20日より適用)
リチウム取付と同時施工の場合
- 取付面が平面(凹凸無し)で、新規のケーブル引き込みが必要ない場合 3枚まで 税別8万円(機材費別)
- 取付面が平面(凹凸無し)で、新規でのケーブル引き込みが必要有りの場合 3枚まで 税別11万円(機材費別)
- 取付面が凸凹有りで、新規でケーブル引き込みが必要ない場合 3枚まで 税別11万円(機材費別)
- 取付面が凸凹有りで、新規でのケーブル引き込みが必要有りの場合 3枚まで 税別13万円(機材費別)
- 取り付けるパネル数が4枚目(4枚以上)から、上記+1枚につき15,000円(税別)
ソーラーのみの施工の場合
- 上記同時施工の料金+3万円
※ソーラーチャージコントローラーのみ交換の場合は機材費別で20,000円頂戴します。
※設置に伴い、ルーフに穴あけが必要な場合はオーナー様承諾のもとで行います。穴あけ部には雨よけカバーを設置します。
※ソーラーと走行の同時充電について ネット上には鉛バッテリー時代の名残で諸説あるものの、弊社としては「リチウムの場合は同時でも問題ない」という立場です。詳細はこちら。 既に何十台へも走行・ソーラー別で取り付けています。
ご心配な方はソーラーパネルを遮断できるよう、ブレーカーを取付ける事は可能です。
走行充電用ケーブル引き直し(Rebirth加工)作業料
鉛バッテリーの使用が前提となっている古い車両の場合、走行充電用のケーブルが5.5-8sq程度と細いため、満足な走行充電パワーが得られない場合があります。太いケーブルに引き直すのをご希望の場合は作業料として税別3万円(ケーブル代別途)頂戴します。
それまでの走行充電から「生まれ変わらせる」意味でRebirth加工と名付けてみました。
キャビン床面に穴あけ加工が必要な場合があるため、オーナー様の承諾のもと行います。
他作業料・オプション・下見について
AC100V系の作業
基本的に既存のAC100V系の配線・機材については変更しません。もしインバーターの出力を車両の既存100V系に入力する場合や、100V系の配線変更等の作業につきましては別途料金を申し受けます。
下見
お近く(目安100km以内)の場合、交通費実費+1万円で実際に下見・採寸に伺います。
オプション
上記の基本機材の他、走行充電強化、インバーター容量アップの換装、バッテリーモニター、セルフヒート などオプションを多数ご用意しております。
こちらには書ききれませんので、詳細はお問い合わせください。取付料金とオプションをまとめた表をお送りできます。
作業日数
バッテリーのみの場合、通常2日・最大3日 / ソーラーも同時施工の場合は通常3日・最大5日。
事前のヒアリングで3~5日で終わるかどうかは予想できます。当初予定日数を超える場合、追加費用・日程ご相談させてください。
多くの場合バッテリーとソーラーで2-3日で終了します。
C: 交通費・出張料
- 交通費 「東京都武蔵野市起点」と「千葉県東金市起点」からお客様宅まで。2台分の往復交通費(高速代・燃料代実費)
- 出張料 上記2台合計額の25%
を頂戴します。全国出張可能です。
基本的に2台で動きます。1台で伺う場合、出張料は1台分実費の50%です。
お持ち込みの場合は東京都武蔵野市または千葉県東金市のいずれかまでお持ち込み頂きます。
その場合、片方が出張してくる事になりますので、その分の交通費と出張料として合計22,000円(固定にしています)を頂戴します。
お持ち込みで受け入れ可能なお車のサイズはカムロードベースの国産キャブコンのサイズまでです。
バスコン・ボーダーバンクス・Fiat DUCATO 等は受け入れ不可です。
出張取付か、作業させて頂けるRVパークが近隣にありますのでそちらでの作業となります。場所代はご負担ください。
なお、大阪市内で作業をさせて頂ける場所もございます。関西方面の方は大阪での作業も可能です。
上記料金での作業内容 (弊社の役務)
バッテリーシステム・ソーラーパネルの設置・充電・放電。
- 設置までのメール対応も含みます。
- 設置:リチウム一式設置 ※設置場所と固定方法は相談の上で決定。
- 設置:ソーラー一式設置 ※穴あけはオーナー様了承の上で実施。
- 充電:Rebirth加工(走行充電ケーブル引き直し)※穴あけはオーナー様了承の上で実施。
- 充電:車両からバッテリーへの充電用配線作業一式。及び、ソーラーパネルがある場合はその充電配線作業。穴あけが必要な場合は了承の上で実施。
- 放電:車内電装品・配電盤が設置済みの場合、そこへの給電まで。
- BMS設定とご説明 ※リチウムバッテリーの制御の仕組みをご理解いただけるよう、しっかりご説明します。
- テスト 放電・大電力放電・走行充電・ソーラー充電・外部充電・容量テスト・実走テスト(オーナー様運転で30分程度実走して頂きます)
- 作業終了後、写真入りで作業内容を記録した「作業完了確認書」をメールでお送りします。
免責・保証
バッテリー
無料保証期間2年 / 別途保険プランBSCPケア(作成中)適用で最長5年
※ただし、施工時に貼付する封印シールの未開封品に限ります。
※保証範囲機材は「バッテリーセル」「BMS」「バランサー」に限ります。
※出張修理となる場合、交通費はご負担いただきます。
ソーラー
無料保証期間1年 / 別途保険ブランBSCPケア適用(作成中)で最長3年
RENOGY製品 及び 未来舎製品
機材としては走行充電器・ソーラーチャージャー・バッテリーモニター・インバーターなどが挙げられます。
RENOGYと未来舎製品においては、各社の保証期間・内容に準じます。保証期間内は弊社にて各社との連絡・交渉を行います。
保証ポリシー
リチウムイオンバッテリーの特性上、万が一の発火・火災等の責任につきまして、無条件に100%責任を負うとは限りません。
詳しく状況をお聞きして精査のうえ、誠実に対応させて頂きます。リチウムイオンバッテリーを車両に搭載する事自体がまだ歴史が浅く、将来的なリスクも含めてまだまだ実験的な面もあるという事をご理解の上でご依頼をお願いいたします。
万が一、お客様の車両に重大な損傷が生じた場合に備えて総合型のPL保険に加入しております。
【参考】日本国内における、キャンピングカーへのリン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載の歴史について
BSCP岡崎の車両(FIATデュカト)は、2024年10月現在で、400Ahのリン酸鉄リチウムを搭載してから約4年半です。中江の車両(ハイエースベース ファンルーチェ)が600Ahで搭載から約3年半です。
岡崎がリチウム化する際に参考にしたブログの方がもう1年ほど早く、約5年半ほどです。ただし、その方は弊社で当初より採用しているスマートBMSはお使いになっておらず、電圧センサーなどを使ったアナログな制御でリチウムを保護しておられました。
スマートBMSを使用してキャンピングカーにリン酸鉄リチウムを搭載し、Youtubeで公開したのは弊社が最初だと考えています。この動画より以前に公開された、キャンピングカーへのスマートBMSを使用したリチウム搭載動画はおそらく無いはずです。
従いまして、日本国内においてはスマートBMSを使用したリン酸鉄リチウムをキャンピングカーに搭載し始めてから、2024年現在でまだ5年ほどです。
弊社の200台以上の取付実績の中では致命的なトラブルはゼロであり、PL保険の適用も行ったことはありません。
生セル&スマートBMSの利点・安全性について
リン酸鉄リチウム生セルとスマートBMSの安全性についてはパッケージングされた組み立て済みのものと遜色無いか、部分的にはそれ以上と自負します。理由としてはパッケージ製品であっても中身の構造は同じような生セルとBMSの組み合わせという点で同じであることと、BMSの設定において、柔軟が設定な可能だからです。
BMSは充放電を司るいわば「大ボス」です。セルが同じなら、あとはBMSの能力によります。そしてその設定の細かさ(自由度)と、バッテリー状況把握の細かさ、万が一のトラブル時の明確さにおいて、当方で採用しているスマートBMSの方が優れており、そこがアドバンテージだと考えます。
しかもその設定内容も一律ではなく、車の充電パワーに合わせて「安全な設定」にしており、その設定内容の意味もしっかりご説明します。
施工後のサポートについて
施工後も疑問点があれば何なりとご相談ください。安心してお使いいただけるようにメール・電話・SNS等で24時間体制でサポート致します。